REBECCAMINKOFF #SeeBuyWear Runwayshow
2016.02.16
NYファッションウィークもそろそろ終盤に近づいています。
今季、特に注目度が高かったREBECCAMINKOFFのランウェイショー。
通常この時期は2016年秋冬のコレクションを発表しますが、デザイナーのレベッカはSee Buy Wearをキーワードに掲げ、これからすぐ実売のシーズンとなる2016年春夏のコレクションを発表しました。
当日はランウェイ会場とは別に、SOHOにあるフラッグショップとオフィシャルサイトにて、リアルタイムでコレクションが見られる形式を導入。
ショーが始まると、登場したモデルの両サイドに着用されているアイテムのポップアップ画像が流れ、クリックすることで購入画面へジャンプする仕組みとなっていました。


ランウェイでモデルが着用したものをその場ですぐ購入可能なスタイルにするという試みは、ファッションウィークの前にすでに予告されており、
ファンのみならず多くのジャーナリスト達からも注目されていました。
通常、ランウェイショーで発表されたアイテムは、約半年後にようやく店頭で顧客が実際に目にすることができる、というのが通例で、
「もうこれからは消費者優先のショーにした方がいいと、誰もが考えているのではないかしら」とは、アメリカファッション評議会(CFDA)の会長を努めるダイアン・フォン・ファステンバーグの弁。
様々な意見があり、簡単に答えの見つからない議題ではありますが、
顧客をショーに招待する試みは先シーズンからいくつかのブランドで実践されており、
それに続いてREBECCAMINKOFFもひとつの在りかたを提案する形となった今回のランウェイショーでした。